社会保険労務士・合格情報
2021/12/1 更新
社会保険労務士試験についての情報を整理しました。受験に必要な情報を整理して、他の受験生よりも一日も早く勉強を開始することが、試験に合格する近道です。
なお、以下の合格情報には私(宮崎)の個人的な判断・予想が含まれています。自己責任でもって、ご活用下さい。
合格情報1 社会保険労務士とは何か。
合格情報2 試験はいつあるのか。
合格情報3 受験資格について
合格情報4 合格点と合格率
合格情報5 どのような分野から出題されるのか。
合格情報6 使えるテキストや問題集等はどれか。
合格情報1 社会保険労務士とは何か。
社会保険労務士(通称では社労士)とは、労務管理から年金その他の社会保険等に関する専門家です。取り扱う分野はかなり広範囲となります。
また社労士は、行政書士や司法書士等とは違って、会社に勤務しながら登録ができます。よって、サラリーマンやOLの人にもお勧めの資格です。会社によっては高額の資格手当が付くところもあるようです。それと、現在の社会情勢に合った資格です。厳しい雇用情勢の中で、今後ますます雇用問題はクローズアップされます。そして、超高齢化社会となり、年金に関心のある人は確実に増えます。このように将来性の高い資格が、社労士なのです。
合格情報2 試験はいつあるのか。
令和3年度の社労士試験は8月22日(日)に実施されました。詳細は、社会保険労務士試験センターにてご確認ください。
合格情報3 受験資格について
社労士試験には受験資格が必要です。社会保険労務士法第8条で、受験資格が規定されています。規制緩和(改革)という時代の流れの中で、未だに受験資格で受験を制限するのは不可解(理不尽)です。高校卒業又は中退の最終学歴で、社労士試験の受験を断念している人も多いようです。
合格情報4 合格点と合格率
試験センターより、合格基準が発表されています。合格基準(合格点)は一定ではなく、その年の試験の難易度や出題ミスの有無でもって調整されています。
また、最近の合格率は下記のようになっています。社会保険労務士試験センター発表によるものです。
令和3年度 | 令和2年度 | 令和元年度 | 平成30年度 | 平成29年度 | |
受験7 | 37,306 | 34,845 | 38,428 | 38,427 | 38,685 |
合格者 | 2,937 | 2,237 | 2,525 | 2,413 | 2,613 |
合格率 | 7.9% | 6.4% | 6.6% | 6.3% | 6.8% |
合格情報5 どのような分野から出題されるのか。
試験科目は、次のようになっています。また、出題方式は選択式と択一式です。
1.労働基準法及び労働安全衛生法
2.労働者災害補償保険法
3.雇用保険法
4.労働保険の保険料の徴収等に関する法律
5.健康保険法
6.厚生年金保険法
7.国民年金法
8.労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識
合格情報6 使えるテキストや問題集はどれか。
社労士試験対策用として、使えるテキスト、問題集、資格情報誌等を紹介します。最低限これだけはそろえて頂きたいものだけ厳選しました。あくまでも、私の個人的な評価・判断です。また、下記に記載したものは、私が勝手に推薦しているものです。今後随時追加します。社労士試験の特徴の一つとして、法律の改正が頻繁にあるということが言えます。よって、テキスト等は、最新版をご購入下さい。また、法改正による追録は必ず請求しておきましょう。
使えるテキスト、問題集
出版社 | 価格 | コ メ ン ト | |
ごうかく社労士 基本テキスト | 中央経済社 | 3,960円 | 全分野を一冊にまとめてあります。★★★★ |
役立つ受験情報誌
出版社 | 価格 | コ メ ン ト | |
社労士V 1月号 | 日本法令 | 1,250円 | 社労士試験専門の月刊情報誌です。★★★★★ |