宅建試験・マトメ集 その他の分野

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第4章 税法

宅建に出題される税法(税金)を,出題可能性が高い順にあげると,所得税,不動産取得税,固定資産税,登録免許税,印紙税,その他の税法ということになる。
種類の多さに圧倒されそうだが,これから書く税金の攻略法をマスターすれば,さほど難しい分野ではない。

税金の攻略法

1 すべての税金について,定義→税額の順に頭を整理すること。
2 すべての税金について,税額は,[課税標準×税率=税額]という式で求めることができることを知ること。
3 宅建に出題される税法では,税額を計算する際,課税標準・税率・税額のどれかを「おまけ」する特例があるが,その理由のほとんどは,住宅取得促進政策にあることを知ること。
住宅取得促進政策とは,国民大衆が健康で文化的な住宅を確保できるように税金をおまけする政策のことだ。

では,税金の攻略法に考慮を払いながら,所得税から順番に見ていくことにしよう。

第1 所得税

1 所得税の定義

(1)
所得税とは,個人の所得(もうけ)に対して課される国税だ。
個人のお客さんが不動産を売却すると,お客さんは売却代金という所得を得るので,所得税を納めることになる。
そこで,お客さんに対して所得税のアドバイスができるように,宅建で所得税が出題されるのだ。
所得税は,所得税法という法律で定められているが,種々の特例は租税特別措置法という法律でも定められている。

(2)
そもそも,所得税の対象になる個人のもうけ(所得)には,次の10種類がある。
@利子所得 A配当所得 B不動産所得 C事業所得 D給与所得
E退職所得 F山林所得 G譲渡所得   H一時所得 I雑所得
以上の10種類の所得のうち,個人のお客さんが不動産を売却した場合に関係するのは,Gの譲渡所得だ。
そこで,所得税の問題は,ほとんどが譲渡所得(不動産の譲渡所得)から出題されている。


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