宅建試験・マトメ集 その他の分野

presented by 宅建倶楽部

3 その他の不動産の統計

3−1 宅建業者の動向
(1)
宅建業者数は,平成19年3月末現在,13万647だ(国土交通省のホームページによる)。前年度に比べ604減少している。
ちなみに建設業者数は,平成19年3月末現在,約52万4千だ(国土交通省のホームページによる)。

(2)
平成19年3月末日現在,宅建業者のうち,法人業者は10万6千12,個人業者は2万4千635だ(国土交通省のホームページによる)。法人業者が約8割,個人業者が2割の割合だ。

(3)
平成19年3月末日現在,宅建業者のうち,国土交通大臣免許は2千258,知事免許は12万8千389だ(国土交通省のホームページによる)。
大臣免許は,全業者の1〜2パーセントに過ぎないことになる。

(4)
不動産業の企業動向は,次のようになっている( 法人企業統計等による)。
@不動産業は,他の産業と比較して,中小零細性が高い。
A不動産業は,他の産業と比較して, 自己資本比率が低い。
B不動産業は,他の産業と比較して,売上高に対する借入金負担率が高い。
C 平成18年度の不動産業の売上高は,約33兆9千億円となり,前年度より約6,000億円減少した。 この33兆9千億円は全産業の売上高の2.2パーセントになる。
D平成18年度の不動産業の経常利益は,約3兆4千6百億円となり,前年度より1兆円以上の増益となった。3年連続の増益だ。
E不動産業は,他の産業と比較して,売上高に対する経常利益率が高い。
平成18年度の,全産業平均の売上高経常利益率は3.5パーセントなのに対して,不動産業は10.2パーセントもある。

(5)
平成18年度の指定流通機構への新規登録件数の総数は,311万件だ。 内訳は売り物件90万件 (30%),賃貸物件221万件 (70%)だ。
なお,指定流通機構に平成19年3月末現在登録されている物件の総数(平成18年度の年度末での未成約物件(売れ残り物件!)は,約55万2千件だ((財)不動産流通近代化センターのホームページ「指定流通機構の活用状況について」による)。

3−2 全国の宅地供給量
平成17年度の全国の宅地供給量(今までに住宅用地になったことがなかった土地が供給される量)は,6,100ヘクタールだった(国土交通省のホームページによる)。これは昭和41年度に統計をとり始めて以来最小の数字だ。
宅地供給量がピークを迎えたのは昭和47年度で,23,400ヘクタールだった。田中角栄内閣の日本列島改造論がぶち上げられた頃だ。
昭和60年代から10,000ヘクタールを少し超えるくらいの供給量で落ち着くようになったが,最近は,毎年少しずつ減少を続けて,平成17年度は最小を記録した。

3−3 売買による土地取引件数(売買による土地の所有権移転登記の件数)
平成18年の売買による土地取引件数(売買による土地の所有権移転登記の件数)は,155万件だった(平成19年版土地白書による)。
売買による土地取引件数は,昭和48年の351万件をピークに長期的には減少傾向にある。平成18年は前年に比べ約3万件減少し155万件になった。

3−4 住宅・土地統計調査
住宅・土地統計調査とは,住宅,土地,世帯の居住状況などの実態を調査したものだ。総務省が出している。昭和23年(1948年)以来5年ごとに調査しているが,一番最近の調査は平成15年(2003年10月1日)に行われたものだ。現在では数字等が古くなってしまった。次の新しい調査は平成20年(2008年10月1日)に行われるが,その結果は平成21年の夏ごろから順次公表され,一般に行き渡るのは平成21年の秋になる。そこでこのマトメ集では,住宅・土地統計調査の話にはこれ以上立ち入らないこととする。

3−5 国土の面積・利用状況と所有者
平成19年版土地白書等によると,平成17年における国土面積は約3,779万ヘクタールだ(無理にゴロ合わせすると皆泣く3779狭い日本!)。
このうち森林が2,510万ヘクタールと最も多く,次いで農用地が478万ヘクタール,宅地(住宅地・工業用地など)が185万ヘクタール,原野28万ヘクタールなどとなっている。これらで全国土面積の約85パーセントを占めているが,このうち国公有地は37パーセント(無理にゴロ合わせすると国公有地は皆37の土地!),私有地は63パーセントだ。


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